色糸の世界


今またかつて自分のなかで流行っていた刺繍熱が再燃中

色のいとを眺めているだけで楽しくて
とりあえず並べてにやにやしている

初めて刺繍をしたのは小学校の時

夏休みの自由研究
実験とか観察とか苦手だったし
気づいた時には夏休みも半分過ぎたころ
だったから、困り果てて

家にあった母の刺繍本を参考にして
動物を指し花を指し
その布でバッグを作って持っていった。
一度やり始めると楽しくて
すごく集中しまくっていたのをいまでも
覚えている。

好きなことは忘れていても

巡り巡ってふと思い出したようにやりたくなることがある。

いまはまだ何も作ってないけれど
色のいとを眺めながら
あれこれ妄想することほど
ゆかいなことったらない。