最近よく思うこと。
そして私がヨガクラスの中で目指している方向性でもあります。
誰しもがオリジナルな人生そのものを輝かせてほしい、愛おしく慈しみ、それぞれに今あることの素晴らしさに気づき、可能性にいつでも開けていてほしい。
そのために私がお伝えするヨガが役立つことがあるなら、役に立つことを惜しみなくお伝えしたいなと思うんです。
マットの上だけで完結する心、身体じゃないから。日常へのヒントに少しでもなるようなクラスになっていたらというのが私の願いです。
そのために学ぶことだけでなく、
生徒さんの想いや声にならない発信に耳を傾けること、がまず大事だよなーと日々感じています。
年齢を重ねても、関係性のなかにいろんな制限があるように見えても、自分の中の素晴らしさは変わらない。
今まで我慢したり、言い訳していたことがあるなら、まずは一歩踏み出してみてほしい。好奇心のおもむくままに。
最近はクラスの中で、ゆったりじっくりのヨガに加えて、代謝を上げる、または筋肉を増やし血流を良くするための動きを取り入れています。
というのも、現代の便利な生活の中では、老若男女だれしもが意識してないと筋力が減るということは自然に起こっていて、そこから起こる血流量の低下はゆったりしたヨガだけではどうにもカバーできないことを学び、確かにと感じはじめたからです。
血流量があがると身体全体、脳にも血液がきちんと巡り始めるため、身体面だけでなく精神的にも落ち着きが増し、安定しやすいのです。
私自身がヨガとオリッシーを両方していた方が調子よいのも、そこにも理由があると思っています。私の場合はオリッシーをするにあたってのメンテナンスと体力強化にヨガが大いに役立ってくれていると感じています。またインド独特の文化や風習、思想、を理解する入り口にもなっていたからそれだけではないですが。
そしてマタニティとなった今は、出産へ向けての体力作りとしても、必要なことだと感じています。
出産を経験した女性は、産後ものすごい体力奪われてホルモン的にも閉経後のおばあさんのような身体になるのだそうです。
その時のダメージをそのままにしてしまうと、症状としての体調不良が出てくるのが、いわゆる更年期と言われる時期。潰しが利かなくなるとでも言うのでしょうか。
この時期までに大きな筋肉をきちんと動かして、使えるようにし、血の巡りのよいしなやかな身体にしておくことは、更年期で言われている症状の軽減につながるのだそう。
ヨガクラスでも特に運動不足を感じている方に身体が整い、温まり、なおかつすっきりする!とのお声をいただいています。
やりたいことを行動に移すのに、やはり身体と心の健康は大事。
それを可能にするために実践的なお手伝いをできるよう、私自身も日々変化して工夫を重ねていきたいと思っています
